| 袴田農園 |
『あきひめ』だけでなく
甘みの『とちおとめ』に
香りの『とよのか』
いろいろな品種を知ってほしい。
アレルギーがあっても安心して食べられる
苺づくりが彼の今後のテーマだ。 |
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袴田農園
浜松市大原町343
TEL/FAX.436-8192
袴田安弘さん |
以前はごく一般的な農業をしていたが、作物がおいしく、健康に育つ有機農業を知りその道を進んだ。
苺栽培はすでに20年。ほかにも梨や無農薬野菜も作っている。
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袴田さんは有機肥料にこだわって苺を施設栽培しているけれど、収穫期間の長い苺はつねに新しい根や葉を出し実をつけるので、株が体力を失ってきたときに病虫害にかかりやすい。暖かくなるとダニも発生するので天敵をつかうなどしてその害が広がらないようにしているのだ。
できるかぎり無農薬で育てるけれど、どうしようもない時には少し農薬を使うこともある。苺を全滅させないためだ。でも、すでに免疫ができていて効かないこともあるそう。それに、買った苗にはすでに農薬が使われていてもう無農薬とはいえない。だから、完全無農薬の苺というのはとても難しいのだ。 |
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| 施設の苺を見せてもらうと『あきひめ』と最近知られてきた『紅ほっぺ』が赤くつややかな実をつけていた。立ったままで作業ができるように高い位置に畝をつくる高設栽培で、作業効率がよく管理も楽になった。苺の実も地面に触れないから虫やよごれがつきにくい。甘い香りが満ちている露地植えのビニールハウスには『女峰』や香りのいい『とよのか』が植えられていた。他にも数種類。でも、遠州地方では『あきひめ』が主流で他の品種は売れないのが現状だ。「それぞれ個性があるから、食べ比べてもらえるといいんだけどねぇ」と残念そう。果物は嗜好品なので値段との兼ね合いもあり、商売としてはなかなか難しいのだ。 |
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| 昨年から始めた苺狩り体験に、今度アトピーの症状をもつ方が来るときいて「今までアレルギー体質の人が食べる、と意識したことがなかったけれど、そういう人でも安心して食べられる野菜や果物なら普通の人たちのためにもいいはず」と彼は言った。誰もが安心して食べられる安全な苺づくりがこれからの大きなテーマと考えている。 |
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